怒りのコントロール その美徳

怒りのコントロール

アメリカでの"怒り"の研究について、ドキュメンタリーを見た時に、科学だねーとしげしげ感じたけど、
確かに怒りはコントロール可能なのだと思う

現に、そう、まさしくに、
この私が、大変怒りやすかったのだから!
昔を振り返ると、怒る機会が半分くらいにはなったと思う。

■怒らないことの美徳
>人間関係の平安を呼ぶ
>頼られるようになる
>自分も周りもストレスが減る  etc 

大人になったから怒らなくなった、と、ひとくくりにすると言うより、私の場合、意識してトレーニングした時期があった。

デスクに、"怒りを放棄せよ " と貼っていて、
怒りそうになればそれを見て気を鎮める努力をしたし、
日常の所作をゆっくりにして、内発的に起こるイライラを排除した。

集団の中で嫌な思いをすることが減った。
他人迎合になっているわけではない。
むしろ意見が冷静なものとして、素直に受け止めてくれやすくなった。

怒りやすい人がいればぜひすすめたいな、と思ってる。

なぜなら、怒りが本当の意味でプラスに働くことは、あんまり無いから。

人は少なからず、うしろめたい、とか、自分は不完全だ、という劣等感を抱いていて、本人が1番そのことを気に病んでいると思う。

そこで、
たたみかけるように怒るのか、
"そんなこともあるよ"と優しく見過ごしてやるのか、
どちらに相手が心を開くかというと、
私は後者だと考えている。

また、人が最も揺り動かされるのは、
そうした寛大な人物に、"見放される" 瞬間である。

常にガタガタ文句を言って、相手に変わることを強要しても、
真に動くことなどあまり無い。

大仏的な人物になりたいものである。


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